【実験ノート4】太陽光発電でスマホに充電(モバイルタイプ)

太陽光発電のことや身の回りの電気のことについての理解を深め、自分にぴったりの使い方を見つけるための編集部スタッフによる実験の記録です。
※こちらのコーナー【実験ノート】では、商品の目的外使用をしている場合があります。専門家のアドバイスを受けながら、十分注意した上で、自己責任で行っています。ご理解の程よろしくお願いします。

さて、今回は、手軽に持ち運べて、手頃な価格のモバイルタイプの太陽光パネルを使ってスマホに充電してみます。
満足のいく充電ができるでしょうか。

●実験で使ったもの
①太陽光パネル(単結晶、10W、5V)
②コネクタ(実験ノート1~3で使ったものと同じ)
③iPhone6s

太陽光パネルは、「ポータブル」「超薄」が売りのモバイルタイプのもので重さは85g。
パネルの裏にコネクターを差す口がついています。
価格はamazonで1,500円程度。

 

早速充電してみたところ・・・

●充電結果
12:17(25%)→ 13:18(42%)
※写真右上と右下の時刻と%を参照

約1時間で17%増えました。
実験ノート3で使った太陽光パネルも10Wと表示されていて、約1時間で21%増えたので、それよりも少し劣る結果となりました。

●おまけ
太陽が雲に隠れると充電がとまり、晴れても充電が再開されず、コネクタを抜き差ししないと充電が再開されませんでした。
実際に使ってみないとわからない性能面は、クチコミも参考にしながら、ある程度は価格と比例すると思った方が良いのかもしれません。
最近は、アウトドア用品ブランドで、デザイン性が高く、太陽光発電で充電できるモバイルタイプの商品がありますが、今回使ったパネルは、それらの1/2以下の価格です。
そう考えると、超薄、軽量で持ち運びには便利ですし、コスパは良いかもしれません。
単純に太陽光発電でスマホに充電出来ればいいと考えるのか、暮らしの中での心地よい使用感を求めるのか、選ぶ際の判断基準は色々ありそうです。