【実験ノート 2】太陽光発電でスマホに充電!(曇り空の場合)
太陽光発電のことや身の回りの電気のことについての理解を深め、自分にぴったりの使い方を見つけるための編集部スタッフによる実験の記録です。
※こちらのコーナー【実験ノート】では、商品の目的外使用をしている場合があります。専門家のアドバイスを受けながら、十分注意した上で、自己責任で行っています。ご理解の程よろしくお願いします。
梅雨明けしたのかしないのか…
天気は曇り。太陽が顔を出すことはありませんでした。
この日の気温は29.5度。
それでは、早速、まいりましょう。
●実験で使ったもの(実験ノート1と同じ)
①太陽光パネル
(単結晶、最大出力電圧:5V、最大出力電流:1A、USB変換コネクタ付)
②電圧電流マルチチェッカー
③iPhone6s
太陽光パネルは、パネルの裏からUSBケーブルが出ていて、コネクターを差すだけでスマホやパソコンに充電出来るタイプのものです。
【実験ノート1】でもご紹介しています。
さて、iPhone6sを繋いで電流電圧マルチチェッカーを見てみると…
写真の上2枚が電圧、下2枚が電流の値です。
(写真:左上4.88V、右上4.92V、左下0.00A、右下0.00A)
なんと!電流は流れていません。
電圧も【実験ノート1】の時と比べると低い値です。
でも、iPhone6sの画面には充電中のマークが表示されています。
こんな時は電圧電流マルチチェッカーみたいな道具があるととても便利です。
●充電結果
13:23(14%)→14:46(13%)
※写真右上と右下の時刻と%を参照
一応、1時間以上、iPhone6sを繋いだままにしてみましたが、全く充電されませんでした。
●おまけ
太陽光パネルに電流の最大出力値が1Aと表示されていても、それは最大値であり、実際に使う日の天気や気温など、条件によることは【実験ノート1】で書きましたが、今回、曇りだったのですが全く充電されませんでした。
次は晴天の時に充電してみて、電圧と電流の値を観察したいと思います。